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Jリーグという幸福 (前編)


サッカーはなぜ面白いのか?
あるいは、なぜサッカーが好きなのか?
そしてまた、自分の好きなクラブを応援しているのはなぜなのか?
私は私の答えを持っているが、これを読んでいる人はどうだろうか?

Jリーグがオフ期間の現在、Jクラブのサポーターの中にはサッカーという競技そのものからちょっと離れて、違った角度から自分のサポートクラブやJリーグを考えている人も多いんじゃないかと想像する。私はそうだ。
今回、ちょっとしたよしなしごとをあれこれと考えたので書いてみる。書いていたら思わず長くなってしまったので前・中・後と三回に分けて久しぶりにこのblogを更新することにした。
暇な人だけ気楽に読んでみてください。


さて、国際連合(国連)発表の「世界の人口推計(2011年度版)」によると世界の総人口は6,945,566,097人だそうだ(もっとも、世界の人口はこうしている間にも刻々と増え続けているらしいから、すでに70億人を優に超え、71億人に迫っていると思われる)。約70億人。
国別で多い順に並べると中国、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジルと続き、日本は10番目で推計126,535,920人。

次に、FIFAの公式サイトに掲載されているサッカーの競技人口(各国協会未登録者を含む)を見ると、中国の26,166,335人を筆頭に、アメリカ、インド、ドイツ、ブラジル、メキシコ、インドネシアと続き、日本は12番目の4,805,150人(どこまで信憑性があるかはわからないが、目安にはなるだろう)となっている。
そして、先ごろ(1月17日)発表されたばかりの、サッカーファンにはすでにおなじみとなっている最新のFIFAランクを見てみよう。スペインが第1位、以下ドイツ、アルゼンチン、イタリア、コロンビア、イングランド、ポルトガル、オランダと続き、フランスは17位、ブラジルが18位、そして日本は21位である(こちらもこのランキングにどれほどの意味があるのかはさておき、ひとつの目安にはなる)。
ちなみに、韓国は34位、中国は86位だ。

これらを見ると人口上位国の中国、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジルなどはやはり競技人口も多いのがわかるが、FIFAランクは必ずしもそれとは一致していない。
FIFAランク1位のスペインの人口は、人口ランク1位である中国の約30分の1の27位に過ぎないし、以下、ドイツ15位、アルゼンチン32位、イタリア24位、コロンビア28位、ポルトガル74位、オランダ60位と、世界の中で人口が多くなくともサッカーでは強国なのである。逆に人口ランク1位の中国は、FIFAランクでは88位と奮わない。近い将来、中国の人口を上回り、世界一の人口となるだろうと言われているインドに至ってはFIFAランク166位である。

これにはもちろんサッカーにおける歴史的な背景が一番影響しているのだろうが、他にも経済力や文化の違い、国民性など、あらゆることが潜在的にかかわっていると思われる。
では目先を変えて、今度はイギリスの独立系シンクタンクであるNew Economics Foundationという財団が発表している地球幸福度指数(Happy Planet Index)の最新版(2012年度版)を見てみよう。これは各国国民の生活に対する満足度、平均寿命、環境負荷を指数として表したものである(こもまた、どれだけ本当の幸福度を表しているかというのは別の問題だ)。

FIFAランク第1位のスペインの地球幸福度指数は62位、以下ドイツ46位、アルゼンチン17位、イタリア51位、コロンビア3位、イングランド(イギリス)41位、ポルトガル97位、オランダ67位と続き、フランスは50位、ブラジルが21位、そして日本は45位。さらには中国60位、韓国63位、アメリカは105位である。

では次に似たようなものとして1976年にブータン国王が提唱した幸福指標である国民総幸福量、GNH(Gross National Happiness)というものを見てみよう(2006年イギリスのレスター大学社会心理学者エードリアン・ホワイト氏調べ。イラクなどの紛争地域を除外した世界178カ国が対象)。
1位デンマーク、2位スイス、3位オーストリア、4位アイスランド、5位バハマ、6位フィンランド、7位スウェーデン、8位ブータン、9位ブルネイ・ダルサラーム、10位カナダ、11位アイルランド、12位ルクセンブルク、13位コスタリカ、14位マルタ、15位オランダ、16位アンティグア・バーブーダ、17位マレーシア、18位ニュージーランド、19位ノルウェー、20位セーシェル。

FIFAランク1位のスペイン、以下ドイツ、アルゼンチン、イタリア、コロンビア、イングランド、ポルトガルとGNHのトップ20には国名がない。サッカー強国としてはFIFAランク8位のオランダが唯一15位にあるのみで、アメリカが23位、ドイツ35位、イギリス41位、フランス62位、国民総人口とサッカー競技人口が世界第1位の中国は82位、90位にやっと日本が登場し、インドは125位である。ワースト3はコンゴの176位、ジンバブエ177位、ブルンジ178位となっている。

これを見るとサッカーが強い国だからといって、決して国民の幸福度が高いとはいえないようだ。

私たちサッカー好きはいったいサッカーから何を得ているのだろうか? 
何を得たいと思っているのだろう?

                                                     (前編・了 中編に続く)
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